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胃カメラ

胃カメラとは

経鼻内視鏡にも対応。ご希望の方は鎮静剤を使用した苦痛の少ない胃内視鏡検査を行います。

胃カメラ画像

胃カメラとは、食道や胃、十二指腸などの内部の様子を観察する際に用いられる検査機器ですが、現在多くの医療現場で用いられているのは上部消化管内視鏡です。あまりにも胃カメラという言葉が普及したこともあって、内視鏡に変わった今でも一般的には、胃カメラあるいは大腸カメラと呼ばれることが多いです。

上部消化管内視鏡は、ビデオスコープとビデオシステムの本体に大きく分けられます。ビデオスコープの部分の細長いチューブの先端には、超小型で高性能なCCDカメラ、内部を照らすライト、物をつかむ鉗子などを通す穴が内蔵されていて、鼻および口からスコープを挿入していくことで、食道や胃の内部の様子を確認していきます。なおカメラが捉えた映像は、本体にあるモニタを通じて、リアルタイムで観察できるようになります。また、病変が疑われる組織がある場合は一部を採取して、顕微鏡で詳細を調べることもできます(生検)。検査時間につきましては、観察だけであれば5~7分程度で済みます。

以下のような症状や疑いなどがあれば、胃カメラ検査をお勧めします

  • みぞおち周囲に痛みがある
  • 胸やけ
  • 酸っぱいものが込み上げる
  • 胃の調子がわるい
  • 慢性胃炎が疑われる
  • 体重が減少している
  • 胃がんの検査をしたい
  • ピロリ菌の感染が疑われる
  • ピロリ菌の除菌を以前行ったので、経過観察したい
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍といわれたことがある
  • 食道や胃の手術を以前行ったことがある
  • 胃薬を常用している
  • 食欲が低下している など

胃カメラ(上部消化管内視鏡)で発見できる主な病気

  • 逆流性食道炎
  • 食道がん
  • 食道裂孔ヘルニア
  • 急性胃炎
  • 慢性胃炎(表層性胃炎、萎縮性胃炎)
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃がん
  • ポリープ(食道・胃・十二指腸)
  • 食道静脈瘤
  • 胃静脈瘤
  • 粘膜下腫瘍(食道・胃・十二指腸)
  • 胃アニサキス症
  • 十二指腸がん
  • 憩室症(食道、胃、十二指腸) など

経鼻、経口ともに対応

上部消化管内視鏡は、鼻から挿入する経鼻内視鏡と口から挿入する経口内視鏡の2種類ありますが、当クリニックはどちらにも対応しています。そのため、胃カメラによる検査が決まった時点で、どちらのタイプにするかを決めていただきます。それぞれの特徴は以下の通りです。

経鼻・経口説明図

経鼻内視鏡

経鼻内視鏡とは

左右どちらかの鼻腔からスコープ(細長いチューブ)を挿入するため、直径は約5~6mmと細いのが特徴です。この場合、スコープが舌の根に触れることがありませんので、嘔吐反射(えずく)のような症状は少なく、体への負担も軽減されるようになります。そのため、鎮静剤を使用しないで行うこともできます(希望者には投与します)。また検査中は、口呼吸となりますので、医師に話しかけることもできます。気になることがあれば、遠慮なく質問するようにしてください。

また経口内視鏡のチューブの径(直径8~9mm程度)と比べると太さが半分程度なので、画質を心配する声も一部にはありますが、検査に影響が出るというほどではなく、また経鼻内視鏡自体の開発も進み、経口内視鏡と遜色ない画質の機種で当院は対応しております。

なお経鼻内視鏡を希望されていても、鼻の違和感がどうしても苦手、鼻腔が先天的に狭い、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの病気を発症して鼻腔内の粘膜がむくんでいる、鼻中隔湾曲症の方につきましては、経口内視鏡での検査に切り替えることもあります。

経口内視鏡

経口内視鏡とは

従来からある口からスコープを挿入していくタイプになります。そのため、スコープが喉を通過する、舌の根に触れるということがあるので、嘔吐反射(オエッとする)が出やすくなります。検査中に苦しい思いをできるだけ軽減できるよう鎮静剤を使用していきます(鎮静剤を投与して検査を行った場合は、一日ご自身での運転は控えてください)。また検査中は空気で胃を膨らませて観察を行いますので、ゲップが出やすい状態となりますが、あごを引くなどしてがまんしていきます。

なお経口内視鏡を使用する利点としては、スコープの径が太いので、経鼻内視鏡にくらべ検査時間が短縮でき、またより良い画質で胃など内部の様子を確認することができるという点です。

検査をする際の注意点

胃カメラによる検査を希望する場合ですが、日時の予約をはじめ、経鼻と経口どちらの検査を受けるかも決定します。さらに医師が必要と判断した場合は、血液検査(感染症の有無を調べる)や常用薬の確認も行っていきます。抗凝固剤を服用している場合は、一定期間服用を止める必要があります。

検査の前日ですが、できるだけ消化の良いものにし、夕食については20時頃までには済ませるようにしてください。飲み物については、水やお茶であれば制限はありません。当日の朝は絶食します(飲み物はお茶や水を検査1時間前まで飲んでいただいてかまいません)。高血圧、心臓病、てんかん、喘息の服用薬を使用している方は、いつもよりは早めに服用するようにします。また来院時の注意点ですが、検査時に鎮静剤を投与される方は、ご自身での運転(車・バイク・自転車 など)による来院はおやめください。

検査時の主な流れは、次の通りです。

1.胃の中の泡を消泡剤で除去
胃の中で発生する泡というのは、検査の邪魔になりますので、事前に消泡剤を服用して除去していきます。
2.局所麻酔を投与
検査前に局所麻酔をしますが、経鼻内視鏡は鼻腔にスプレー状の麻酔を、経口内視鏡では喉にゼリー状の麻酔をしていきます。
3.検査開始
検査台の上に横になり、マススピースを噛んでいただくと検査開始です。鎮静剤を投与する場合は、点滴のところから静脈内に投与を行います。鼻もしくは口から内視鏡を挿入していき、食道、胃、十二指腸など内部の様子を一通り観察します。なお経鼻内視鏡で鎮静剤を使用しない場合であれば検査中でも、医師に話しかけることができます。また病変が疑われる組織は採取し、詳細を顕微鏡で調べることもあります(病理検査)。
4. 検査終了
観察のみであれば5~7分程度で終了です。鎮静剤を使用した場合は、院内で30分~1時間程度お休みいただきます。その後医師より検査結果を説明し、必要であればお薬の処方を行い、ご帰宅となります。

保険適応料金

胃カメラ 1割負担 3割負担
検査のみ 約2,000円 約4,000円
胃カメラ+病理組織検査 3,000~4,000円 9,000~12,000円

検査後の注意点

  • 経鼻内視鏡による検査をした方は、当日は強く鼻をかまないようにします。
  • 飲食は検査終了後、1時間程度経過してまずはお水から飲んでいただき、むせないことを確認してからお食事を摂取してください(組織を採取の場合は2時間後)。
  • 組織を採取した方は、当日の飲酒は控えてください。
はる内視鏡クリニック

044-752-0011

院 長
春山 晋(日本内科学会 認定内科医 / 日本消化器内視鏡学会 認定消化器内視鏡専門医 / 日本消化管学会 胃腸科専門医)
診療内容
内科、消化器内科、胃カメラ、大腸カメラ、健診、人間ドック
住 所
〒211-0045
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